代表風間のブログ
ハンドルネーム天水風間の“人生とは自分を活かす道”
【負のスパイラルを断ち切り“好転体質”に変わる〜その6〜】メンタルスパイラル(R)統合理論
14|風間俊太郎のストーリー
なぜ私が、「メンタルスパイラル」を伝えているのか?
それは、私自身がずっと、自分の「欠乏」と「理想自己」の間を揺れながら生きてきたからです。
何の問題もない家庭だと思っていた
1967年6月、人口10万人ほどの城下町、福島県会津若松市に、洋服店を営む父の長男として生まれました一見すると、何の問題もない家庭でしたが、小学校一年生の入学と同時に両親が離婚。母と妹とともに、母方の祖父母の家のはなれで暮らすことになりました。
母はデパートの食品売り場で、朝から晩まで働いていました。父とは、その後、年に一度ほど会うだけ。中学生になると、それもなくなりました。当時の私は、父がどんな仕事をして、どんな人生を歩んできた人なのかも、ほとんど知りませんでした。
高校入学直後に父が、翌年母が亡くなる
高校は、父が卒業した地元の商業高校へ。ところが入学直後の春、父が事故で他界しました。43歳でした。その翌年、今度は母が、くも膜下出血で亡くなりました。41歳でした。
あまりにもあっけなく両親がこの世を去ったことで、当時の私は、「俺は、相当運が悪いんだな」そんなふうに考えていました。その後、妹とともに母方の祖父母に引き取られ、進学という選択肢を諦め、高校卒業後は名古屋の親族が経営する製菓会社へ営業職として就職しました。
「期待に応えなければ」と頑張るが、結果は出なかった
親族から期待されての就職でしたが、営業成績はどん底。3年間、期待に応えられない自分を味わいました。そして、「このままでは終われない」と、グラフィックデザイナーになることを決意し上京。新聞奨学生として学費を自ら稼ぎながらデザイン学校へ。
その後、広告デザイン会社を3社経験し、デザインとディレクションの力を身につけ、34歳でデザイン会社を立ち上げました。会社を立ち上げた直後に当時の妻と離婚。また、疲労とストレスから右耳が聞こえなくなるメニエール病を5年ほど患うなど、順風満帆には進まないことを自らが経験します。
会社を成長させても、心が満たされない
会社組織では、専門技術を持つスタッフとパートナーシップを組み、営業マンを置かず、代理店も通さない経営スタイルを確立。大手メーカーとの直接取引も増え、
月300~500万円規模の売上をつくれるようになりました。
このまま会社を成長させていけば、数年後には年商1億円も見えている。外から見れば順調でしたが、自分の中から「何かが失われている」ことを感じました。
2008年、リーマンショックによって受注が大きく縮小。売上も大きく落ち込みました。そして42歳になった2009年、ふと、こんな思いが湧いてきました。「このままデザイン会社として続けたくない」。会社を大きくすることにどこか情熱が失われていることに氣づきました。
成果を上げても、なぜ満たされないのか?
ここで、私の中に大きな問いが生まれました。
売上が増えれば幸せになると思っていた。会社が大きくなれば、もっと自分に自信が持てると思っていた。もっと認められれば、もっと結果を出せば、
もっと成果を上げれば、自分は満たされると思っていた。
でも、違った。
「もっと」を手に入れても、また次の「もっと」が生まれる。
そして、その奥には、「心の奥の何かを埋めよう」という無意識の感覚があった。
今振り返れば、これこそが、私自身が長い間体験していた「メンタルスパイラル」だったのです。
そして、「自分自身」を学び始めた
2009年以降、セミナーや交流会に数多く参加し、たくさんの経営者や専門職の方と出会いました。そこで氣づいたのです。
40代、50代になると、それまで問題なく機能していた生き方や仕事のやり方では、どうしても突破できない壁が現れる人が少なくない。
それは、仕事だけの問題ではありません。「自分は、この先どう生きたいのか?」
という、もっと深い問いだったのです。後に、こうした40代、50代の大きな転換期を「ミッドライフクライシス」と呼ぶことを知りました。
そこから私は、強みの明確化、クリエイティブコミュニケーション、マーケティング、心理学、脳機能、コーチング、心理カウンセリング、俯瞰法、般若心経、セルフマネジメント、そして「自分との対話(内的対話)」。さまざまな分野を学びながら、「人は、なぜ自分の望む方向へ進めなくなるのか?」を考え続けました。
たどり着いた、ひとつの確信
人は、方法を知らないから変われないのではない。
自分の内側で起きていることを知らないまま、方法だけを変えようとしているから、変われないことがある。
どれほど良い情報を学んでも、
「心の奥の何かを埋めようとする自分」
↓
「もっと頑張らなければ」
↓
「結果が出ない」
↓
「やっぱり自分はダメかも」
↓
「もっと何かを学ばなければ」
そんなスパイラルを繰り返していたら、新しい方法を手に入れても、また同じところへ戻ってしまいます。
だからこそ、方法を変える前に、自分の「メンタルスパイラル(R)」を知る。
ここに、人生を変える突破口があるのではないか。
そう考えるようになりました。
欠乏と感じていた記憶の中にあったもの
私は長い間、「自分の中の何かを埋めよう」としていました。もっと頑張る、もっと結果を出す、もっと認められる。けれど、深く自分を見つめていくと、その「足りない」という感覚の奥には、単なる欠点や弱さだけではないものがあることに氣づきました。
「自分の中の何かを埋めよう」、欠乏と感じていた記憶の中には、「自分の価値を活かす大切なもの」があった。その奥には、これまで自分が「欠乏」だと思っていたものとは全く異なる「深い愛」が内包されていたのです。
だから今では、「欠乏」は、ただ消すべきものではないと考えています。そこには、
「あなたの魂を躍動させる大切にしてきたもの」を知る手がかりがある。
「欠乏」と「理想自己」を戦わせない
私自身も、長い時間をかけて、「足りない自分」を否定することでもなく、「理想の自分」を諦めることでもなく、その両方を自分の一部として受け止めることを学んできました。
欠乏を否定しない。劣等感を排除しない。理想と現実のギャップを攻撃しない。
「今の自分」と「理想の自分」を戦わせない。そして、ありのままを許す。
その先に、初めて、「では、これから自分は“どうありたいのか?”」という選択が生まれてくる。この考えを、自分自身の経験と、これまで学んできたさまざまな知見を統合しながら体系化していったものが、「メンタルスパイラル(R)統合理論(MSIT)」です。
私が伝えたいのは、「もっと頑張る方法」ではありません
私はこれまで、延べ1,600件以上の大手企業のマーケティング担当者や、小さな会社の経営者、講師、専門職の方々の相談に携わってきました。ブランド戦略やマーケティング、「自分の価値をどう見える化するか」という仕事を通して、たくさんの人を見てきました。
そこで感じるのは、人は、自分の中にある価値を知らないから弱いのではない。自分の価値を、自分自身が信じられなくなっていることがある。だから私は、「もっと頑張りましょう」とは言いたくありません。むしろ、「あなたの中では、今、何が起きていますか?」と問いかけたいのです。
「自分を変える」から、「自分を活かす」へ
これまでの人生で経験したこと。失敗したこと。悔しかったこと。悲しみや孤独感。「自分には足りてない」と感じたこと。そして、「本当はこうなりたい」と願ったこと。それらは、決して無駄ではありません。
それらすべてを含めて、今の自分がいる。だから私は、「足りない自分を変える」のではなく、「今の自分を正しく見つめ、自分の価値を活かす」。そんな生き方を伝えていきたいと思っています。それが、私が大切にしている「自活自生」という考え方にもつながっています。
風間俊太郎
メンタルスパイラル(R)コーチ
株式会社ディーアンドライズ 代表
2002年法人設立。
広告・デザイン・マーケティング領域で事業を展開し、現在は40代後半・50代以上の起業家・経営者・講師・専門職を中心に、「自分の価値を活かした仕事と人生」の支援を行う。
延べ1,600件以上のブランド戦略・マーケティング相談に携わる。
自身の経営、仕事、人間関係、人生における数々の失敗と葛藤、そしてそこからの転換を通して、心理学・コーチング・カウンセリング・セルフマネジメント・マーケティング等を独自に統合。
「メンタルスパイラル」
「メンタルスパイラル統合理論(MSIT)」
として体系化。
人は、自分の中にある価値に氣づいたとき、
自分の人生を、自分で生き始める
私は、そんな人を一人でも増やしたい。自分を否定するのではなく、自分を理解する。誰かの正解を生きるのではなく、自分で選ぶ。そして、自分の持っている価値を活かしながら、自分の人生を創っていく。
「自分を活かして、自分の人生を生きる」。その先に、一人ひとりが自信を持ち、
お互いの価値を認め合える社会があると、私は信じています。
その7
15|あなたが今いる「メンタルスパイラル」を、
一緒に見つけてみませんか?
につづく
